「給湯器の下から水がポタポタ垂れている」「最近、お湯の出が悪い」そんな症状が出ていませんか?
給湯器からの水漏れにはいくつかの原因がありますが、その中でも「オーバーフロー」が原因で起こるケースがあります。本記事では、給湯器がオーバーフローする主な原因と、その対策について詳しく解説します。
給湯器のオーバーフローとは?
オーバーフローとは、給湯器の内部で水が適切に排出されず、あふれてしまう現象のことです。放置すると水漏れの原因になるだけでなく、給湯器の故障や性能低下につながることもあります。
給湯器がオーバーフローする主な原因
1. 減圧弁・安全弁の異常
給湯器には水圧を調整する「減圧弁」や、異常な圧力がかかったときに水を排出する「安全弁」が設置されています。これらの部品が故障すると、必要以上に水が排出されることがあります。
2. 配管の詰まりや凍結
給湯器の配管が詰まると、水の流れが悪くなり、内部で水が滞留しやすくなります。また、冬場は配管が凍結し、その影響でオーバーフローが発生することもあります。
3. 給湯器内部の熱交換器の劣化
長年使用した給湯器では、熱交換器が劣化し、水が適切に循環しなくなることがあります。その結果、内部で水がたまり、オーバーフローにつながることがあります。
4. ドレン配管の異常
エコジョーズタイプの給湯器では、排気ガスを再利用する際に発生するドレン水を排出する配管があります。この配管が詰まると、給湯器内部で水があふれてしまうことがあります。
給湯器のオーバーフローを防ぐ方法
✅ 定期的な点検を行う
減圧弁や安全弁の動作確認、配管の詰まりチェックを行い、異常がないかを定期的に確認しましょう。
✅ 寒冷地では凍結防止対策をする
冬場は給湯器の配管が凍らないように、断熱材を巻いたり、夜間に少量の水を流し続けたりすることが有効です。
✅ 異常を感じたら早めに専門業者に相談する
水漏れが発生した場合、放置せずに早めに専門業者に点検を依頼しましょう。特に10年以上使用している給湯器は部品の劣化が進んでいる可能性があるため、交換を検討するのも一つの手です。
給湯器のオーバーフローから水が出たらどうする?
もし給湯器のオーバーフローから水が出てしまった場合、以下の手順で対応しましょう。
- 給湯器の電源を切る
- 感電やさらなる故障を防ぐために、まずは給湯器の電源を切ります。
- 水漏れ箇所を確認する
- どこから水が漏れているのかを確認し、排水が正常に行われているかチェックします。
- 止水栓を閉める
- 水があふれ続けている場合は、給湯器の止水栓を閉めて一時的に水の供給を止めます。
- 安全弁やドレン配管をチェックする
- 減圧弁や安全弁からの排水が異常に多い場合は、部品の故障が疑われます。
- 専門業者に連絡する
- 水漏れの原因が特定できない場合や、修理が必要な場合は、早めに専門業者に点検を依頼しましょう。
応急処置:すぐにできる対策
水漏れが発生した際、応急処置として以下の対応を行いましょう。
- 止水栓を閉める:給湯器の水の供給を一時的に止めることで、さらなる水漏れを防ぎます。
- 給湯器の電源を切る:感電や誤作動を防ぐため、必ず電源をオフにしましょう。
- バケツやタオルで水を受ける:床が濡れてしまうのを防ぎ、二次被害を最小限に抑えます。
- 水漏れの場所をメモする:業者に相談する際、どこから水が出ているかを伝えるとスムーズに対応してもらえます。
自動湯張りをするとオーバーフロー弁から水が出る場合の対処法
自動湯張りをした際にオーバーフロー弁から水が出る場合、以下の原因が考えられます。
- 設定水位が高すぎる
- 給湯器の設定水位が高すぎると、浴槽のオーバーフロー弁から水が排出されることがあります。設定を確認し、適切な水位に調整してください。
- センサーの異常
- 水位を検知するセンサーが故障していると、必要以上に水を供給し続けることがあります。メーカーや専門業者に点検を依頼しましょう。
- 給湯器の制御基板の不具合
- 給湯器の電子制御部分に異常があると、自動湯張りの制御が正常に行われず、水があふれてしまうことがあります。
- 配管内の逆流や異常な圧力
- 配管内の圧力が高すぎる、または逆流が起こっていると、想定以上の水が供給される可能性があります。
まとめ
給湯器のオーバーフローによる水漏れは、放置するとさらなる故障につながる可能性があります。早めの点検と適切な対処を行い、安全に給湯器を使用しましょう。異常を感じたら、無理をせず専門業者に相談するのがベストです。
修理にかかる費用
給湯器のオーバーフローに関連する修理費用の目安は以下の通りです。
- 減圧弁・安全弁の交換:5,000円~15,000円
- 配管の洗浄・修理:10,000円~30,000円
- センサー交換:8,000円~20,000円
- 制御基板の交換:20,000円~50,000円
- 給湯器本体の交換:100,000円~300,000円
※費用は業者や地域によって異なるため、詳細は見積もりを依頼してください。
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