ガスコンロを使っていて、突然火が消えてしまうことはありませんか? 料理中に何度も火が消えると、かなりストレスになりますよね。実は、ガスコンロの火が消えるのにはいくつかの原因があります。
よくある原因
① 風の影響
換気扇の風やエアコンの風が直接コンロに当たると、火が吹き消されることがあります。特に、冬場に窓を開けて換気しながら使うと影響を受けやすいです。
② 汚れや水分の付着
バーナー部分に汚れが詰まっていたり、吹きこぼれで水がかかっていたりすると、火がつきにくくなったり、途中で消えたりします。特に、バーナーキャップが濡れていると点火しないことがあります。濡れた状態では正常にガスが燃焼せず、火がつかない原因になります。
③ 立ち消え安全装置の作動
最近のガスコンロには、安全のために「立ち消え安全装置」がついています。この装置が働くと、自動的にガスを止めてしまいます。例えば、鍋底からの熱がセンサーにしっかり伝わらないと、「火が消えた」と誤認してしまうことがあります。
④ ガスの供給が不安定
ガスの元栓が完全に開いていない、プロパンガスのボンベのガス残量が少ないといった場合も火が消える原因になります。
⑤ 電磁弁の異常
ガスの流れを制御する電磁弁(ソレノイドバルブ)が故障すると、ガスが正常に供給されず、途中で火が消えることがあります。電磁弁が動作不良を起こすと、ガスが止まったままになり、着火すらできない場合もあります。
⑥ 熱電対の不具合
熱電対とは、火がついているかどうかを感知する部品です。これが故障すると、火がついているにもかかわらず「消えた」と誤検知し、ガスを止めてしまうことがあります。特に、長期間使用しているコンロでは、経年劣化により熱電対がうまく機能しなくなることがあります。
2. 自分でできる簡単なチェック方法
火が消える原因がわからないときは、次のようなポイントを確認してみてください。
✅ 風が当たる位置にコンロがないか?
✅ バーナーキャップに汚れが詰まっていないか?
✅ バーナーキャップが濡れていないか?
✅ 鍋やフライパンの底がぬれていないか?
✅ ガスの元栓はしっかり開いているか?
✅ 立ち消え安全装置のセンサーが汚れていないか?
このあたりをチェックするだけで、簡単に解決することもあります。
3. それでも直らない場合の対処法
上記のチェックをしても改善しない場合は、以下の方法を試してみましょう。
🔹 バーナーキャップを外して乾かす
吹きこぼれで濡れてしまった場合は、乾いた布で拭き取るか、自然乾燥させてから再度点火してみてください。
🔹 バーナーキャップを掃除する
目詰まりがある場合は、柔らかいブラシや爪楊枝などで汚れを取り除いてみてください。
🔹 ガスの元栓やボンベを確認する
プロパンガスの場合は、ボンベのバルブが開いているかをチェックしてください。都市ガスなら、ガスメーターの復帰ボタンを押すことで解決する場合もあります。
🔹 電磁弁や熱電対の点検を依頼する
この2つの部品が故障していると、ユーザーが自分で直すのは難しいため、ガス会社や修理業者に点検を依頼するのがおすすめです。
4. 修理費用と買い替えの目安
部品交換の費用目安
🔧 電磁弁の交換費用:5,000円~15,000円(工賃込み)
🔧 熱電対の交換費用:3,000円~10,000円(工賃込み)
修理費用は業者によって異なりますが、8,000円~20,000円程度かかるのが一般的です。
8年以上経過しているなら買い替えも検討を
ガスコンロの耐用年数は約8~10年とされています。修理をしてもまた別の部品が故障する可能性があるため、8年以上経過している場合は、新しいガスコンロに買い替えたほうが結果的にコスパが良い場合があります。
買い替えのメリット
✅ 最新のガスコンロは省エネ性能が向上している
✅ 安全機能が強化されている(消し忘れ防止機能など)
✅ 料理の火加減を自動調整する便利な機能も増えている
費用は2口コンロで15,000円~50,000円程度、ビルトインタイプは50,000円~150,000円程度が目安です。
5. 安全に使うための日常の注意点
☑ 使用後は軽く拭き掃除をする
☑ バーナー部分の汚れを定期的にチェックする
☑ バーナーキャップが濡れていないか確認する
☑ 風が直接当たらない場所に設置する
☑ 調理中に吹きこぼれがあったら、すぐに拭く
まとめ
ガスコンロの火が消える原因は、風や汚れ、安全装置の作動のほか、電磁弁や熱電対の不具合によることもあります。部品交換で修理可能ですが、8年以上経過している場合は買い替えも選択肢のひとつです。普段からメンテナンスを心がけ、安全にガスコンロを使いましょう!
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